貢献活動ACTIVITIES
拓南商事では、沖縄県内の収集運搬から処分まで
一貫した処理システムを実現しています。
CSR INITIATIVESCSRの取り組み
環境貢献活動
拓南商事は、国際規格であるISO14001を2011年に取得しています。また、弊社にて制定した環境方針に基づき、以下のような取り組みを実施しています。
- 毎月環境ISO委員会を開催し、各部の環境活動の進捗報告や、検討事項の話し合いを行っています。また、定期で社内パトロールを実施し、5sが継続的に維持できる仕組みを構築しながら、PDCAサイクルを意識し、日々改善に努めています。
- 弊社が該当する法令については、日々の業務の中で法令を遵守した活動が行われているか確認しています。また、従業員に対しても法令教育を実施しています。
- 節電、節水、ペーパレスの徹底を行っています。また、営業車だけでなくお客様に対しても、アイドリングストップの周知を行うことで、エネルギー削減に努めております。
- 作業の工程改善に取り組むことで、見逃していた資源も効率よく回収しています。また、研究・開発にも積極的に取り組むことで、廃棄物の再資源化・製品化に努めています。
拓南商事で受け入れたものについては、以下の数値のリサイクル率を達成することができました。
受入資源率
0%
再資源化率
0%
発生廃棄率
0%
地域とのつながり
リサイクルについて広く周知するために、工場見学会の開催や地域の清掃活動・行事へ積極的に参加しています。
清掃活動の実施
お祭りへ参加
工場見学会開催
PRODUCTION
RESEARCH BUSINESS研究・開発
リサイクルをする中で、多くの課題と直面します。
拓南商事では、正面から課題と向き合い、創意工夫のなかで解決に向け、日々研究を重ねています。
効率的な処理方法の策定や、装置の開発、新製品の開発等、アイディアを形にすることで以下の取り組みを行ってきました。
平成18年度 沖縄ビジネス大賞受賞
廃自動車等をシュレッダーにて破砕し、鉄を回収した後にはシュレッダーダスト(破砕残渣であり、プラスチック・ゴム・ウレタン・ガラス・土砂が混ざったもの)が残り、これまでは埋立処分していました。
このダストをリサイクルするため、シュレッダーダスト再資源化施設(ASR再資源化施設)を自社開発しました。このプラントでは、ダストを再度破砕し金属を回収します。残ったダストは固化してRPFを製造しています。RPFについては、製鋼炉で還元材としてリサイクルされています。
平成27年度・28年度 ものづくり基盤強化支援事業
弊社の破砕施設では、有価物である金属類を回収後、シュレッダーダストが発生します。このダストに含まれるプラスチックを事前に回収・破砕・洗浄・再資源化することを目的に、プラスチック専用の破砕機を開発しました。
平成30年度・31年度 ものづくり基盤強化支援事業
廃自動車由来のガラスをリサイクルするために、支援事業を活用してガラス回収装置の開発を行いました。 また、回収したガラスについても県内リサイクルを目指す中で、琉球グラスとして製品化することが出来ました。